投稿者のコメント
強い日差しの夏、湘南の海や自然の中に駆けていく様子や横切っていく風を表現した。今年の7月に訪れた時の、波しぶきのような光が湘南に吹く風と共に私を横切っていった様子を思い出して描いた。日差しが強く、暑かったのであまり人が歩いていなかった。私は気が狂ったように、酷暑の中を長い距離歩いた。行先や目的はなかった。過去の思い出をなぞるつもりもなかった。そうするにはあまりにも、様々なことを経験してしまったのだ。湘南は昔も今もほとんど変わらずにそこにあったことがうれしい。すべての思いを込めて結実した湘南の風景画である。

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